どんな夢も必ず叶うたった1つの方法
福島正伸が人生を賭けて取り組む『ドリプラ』の真実の話。ドリプラ2010のプレゼンター4名の100日間を鮮明に描いた成長と感動のノンフィクション。どうしたら夢は現実 になるの か...ドリプラの醍醐味がこの一冊ですべてわかる。
著者:福島正伸よりメッセージ
私には夢がありませんでした。
「自分の生きる意味を見い出したい。」
それから自分の夢を見つける旅が始まりました。その時やったことは、夢を持った人たちに会うことでした。
とにかく毎日のように夢を持った人たちに会い続け、同じ質問をし続けました。
「夢とは、何ですか? どうしたら、夢が見つかりますか?」
私は、ずっとずっと悩み続けました。そして、とうとう自分の体験の中に、夢を見つけ出すことができたのです。
「僕と同じように夢が見つからない人を応援しよう!その夢を実現する支援をしよう!」
私と同じように、夢が見つからずにつらい思いをする人を、一人でも減らしたい。
本気で夢に挑戦する人を応援することで、一緒に感動を共有したい。その思いを胸に私は、それ以降25年間にわたってずっと、夢を追いかける人たちの応援をし続けてきました。
夢を発表した人が賛美され、人々に勇気を与える存在となり、観客も発表者を益々やる気にさせる場。
そういった夢の発表会を行いたいという思いから、15年間かけて、「夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション」(通称・ドリプラ)の準備をし、2007年に第一回目を開催しました。
そして第一回目は伝説となり、ドリプラは瞬く間に全国各地、世界にまでも広がっていきました。
夢とは、すごいことや壮大なことだけではありません。日常の生活の中にも、素晴らしい夢はたくさんあります。
人は、誰でもいつでもどこにいても、自由に夢を持つことができるのです。もし夢を阻むものがあるとすれば、それは自分自身だけです。
そして、自分が夢に向けてあきらめずに挑戦し続ける姿は、他人に勇気を与え、他人の夢をも育んでいくことでしょう。
夢は人を輝かせ、そしてその輝きで周囲に希望や勇気を与えることができるのです。
夢を持つ人が互いに励まし合い、助け合いながら前に進んでいくことができれば、どんな人のどんな夢でも叶えることができると思います。
また、そんな大人たちに溢れた社会ができれば、きっとそのまわりの子どもたちもワクワクするはずです。
大人の大切な役割の一つは、未来を担う子どもたちに夢を与えることだと思います。
すべての大人が夢を持ってワクワクし、助け合いながら生きている社会を私は人生を賭けて創りたいと思っています。
本書では、ドリプラ2011に挑戦した4名の発表者の実際の体験物語を通して、人間として成長していくことの感動、そして仲間の存在の素晴らしさをお伝えできればと思ってい ます。
福島正伸